ラボの詳細日記はFacebookにもアップされています。
「宮崎大学農学部獣医微生物学研究室Facebook」 をご覧ください。
20250115
当研究室の岡林教授が、農学部、医学部の先生とインドネシア・バリ島にある「Marine and Fisheries Quality Assurance Agency (MFQAA)_Denpasar 海洋水産品質保証機関デンパサール支所」を訪問してきました。その様子がインスタで紹介されています。
詳細はこちら
20241031
当研究室の岡林教授がSFTSについて解説しています。
マダニ媒介性ウイルス感染症 「SFTS」に注意
【10/23 NHK視点論点】 詳細はこちら
20240902
JICA研修「家畜疾病診断基礎技術向上」コースにて、エリトリア、ウズベキスタンからの研修生を当研究室にて受け入れています。マダニを採取し、種類を同定して、検査しています。
学生さんも英語で対応してくれています。
20240611
当研究室の岡林教授が豚熱についてコメントしています。
【6/7NHK 宮崎 NEWS】
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20240522
人もペットも苦しめるSFTS「マダニからヒト」「動物からヒト」「ヒトからヒト」多様な感染ルートに注意【5/17UMK】
「当研究室の岡林教授がSFTSについて解説しています。
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20240416
「産経新聞」で、当研究室の岡林教授がSFTSについてコメントしています。
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20240328
YouTube「ホリエモンチャンネル」にて、当研究室の岡林教授がホリエモンと対談しました。
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20240321
TBS「news23」にて、当研究室の岡林教授がSFTSについてコメントしました。
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20240228
NHK宮崎「宮崎NEWS」にて、当研究室の岡林教授がアフリカ豚熱についてオンライン解説をしました。
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20240124
当研究室の岡林教授らが構成する「宮崎ワンヘルス研究会:Miyazaki One Health研究会:通称MOH研」の「リサイクル研究発表会」が宮崎県病院にて開催されました。「これまで学会や論文で発表した内容を改めて共有する」ということで「リサイクル」になるようです。
ヒト、ブタ、人獣共通感染症など様々な分野からの発表があり、ざっくばらんに質疑応答ができ、より深い考察や、今後の研究発展につながるような協議ができました。
宮崎大学農学部からは獣医学科産業動物衛生学研究室の上村先生や畜産草地学科の井口先生が発表してくれました。また宮崎におけるトキソカラや梅毒の事例については衝撃的な内容でした。非常に勉強になりました。
今後もこういった「お気楽勉強会」を開催していきたいと思います。
開催日時 2024年1月24日19:00-21:00
会場 宮崎県立宮崎病院
①「当院で経験した豚レンサ球菌(Streptococcus suis )感染症5例の臨床的検討」県立宮崎病院 内藤宏
②「養豚場における抗菌薬使用低減の取り組みと課題」 宮崎大学CADIC/農学部獣医学科 上村涼子
③「血清診断とO群判定を組み合わせたHUS患者からのEHEC O76:H7の分離」 宮崎大学CADIC/農学部畜産草地科学科 井口純
④ 「健診での白血球増多を契機に診断に至ったトキソカラ症の1例」 宮崎大学医学部附属病院感染症内科 川口剛
⑤「宮崎県における梅毒の流行状況の解析」 宮崎県衛生環境研究所 水流奈己
こちらもご覧ください (MOH研Facebook)
20231214
当研究室の岡林教授が、令和5年度宮崎大学農学部地域貢献活動において優秀賞を受賞しました。
詳細はこちら
「宮崎で流行するSFTSの感染サイクルの解明と、その防疫のための注意喚起を地域に向けて発信していること。また発症動物を隔離するためのシェルターを宮崎の企業と共同開発していること」が、評価されたようです。
20231107
研究室の岡林教授が、豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)のシンポジウムに参加しています。このPRRSは、豚産業では最も重要なウイルス感染症の一つです。
20231003
下記セミナーを開催します。
タイトル「個人診療所が考える産業動物獣医師の将来」
講師:佐藤太郎 (獣医師/農学博士)
(株)TAROファームケアクリニック
日時:令和5年11月21日(火)17:00-
場所:木花キャンパス農学部棟1F L103号室
登録不要、参加無料
20230828
令和5年9月1日(金)に「宮崎県医師獣医師連携セミナー」を開催します。
詳細はこちら
20230602
当研究室の岡林教授がSFTSに関する取材を受けました。
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20230502
当研究室が取り組んでいるSFTS事業において、この4月だけでも5件ものSFTS発症ネコが見つかったことを報告しました。
詳細はこちら
20230405
R4年度 韓国・全北大学共同研究/訪問報告会について
全北大学との共同研究「野鳥により伝播する鳥類インフルエンザ及びパラミクソウイルス の早期検出システム開発並びに国際共同監視体系構築」事業説明及びR5年3月に全北大学を訪問した学生さんからの報告を行います。
奮ってご参加ください。
- 日時:令和5年4月19日(水)17:00~
- 場所:宮崎大学農学部獣医棟1F視聴覚教室
詳細はこちら
20230323
獣医学科獣医微生物学研究室特別セミナーについて
ウイルス感染症の研究の進展には動物モデルを用いた応用研究が重要です。今回、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 霊長類医科学研究センターの保富先生、浦野先生をお招きし、霊長類 モデルを用いた最新のウイルス感染症研究についてご講演いただきます。
詳細はこちら
20230124
さくらサイエンス事業で、ペルーのサンマルコス大学から医学系の先生や学生さんが宮崎大学に来られています(受入代表 医学部森下先生)。
本日は、当研究室の岡林先生が、Zoonosisの講義を行いました。
221117
齊藤准教授、博士課程2年生のMayaさんが大阪大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 霊長類医科学研究センターとの共同研究として進めてきたジカウイルスについての原著論文が国際誌『International Journal of Molecular Sciences』で出版されました。
ジカウイルス感染症は蚊によって媒介され、熱帯、亜熱帯地域で特に重要な感染症です。本研究ではカニクイザル感染モデルを用いることで、1)ジカウイルス粘膜感染により、高い感染防御能力が誘導されること、2)粘膜感染させたサルで誘導された中和抗体が幅広いジカウイルス株の増殖を阻害することを世界で初めて示しました。本研究で得られた成果をジカウイルス感染制御に応用していきたいと考えています。
なお、本論文はMayaさんにとって第一著者として3本目の論文で、今後も複数の論文の発表を予定しています!
詳細はこちら
221104
11月4日から11月6日の3日間にわたりグランドプリンスホテル新高輪で開催されたThe 2nd France-Japan Symposium on HIV/AIDS and Infectious Disease Basic Researchにおいて齊藤准教授が招待講演を行いました。
フランスの研究者と活発な議論を行い、新たな共同研究を開始することになりました。11月4日夜にはフランス大使館でcocktail nightが開催されました。
20221101
11月16日に第12回CADIC国際シンポジウム「アジアにおける獣医学教育研究ネットワーク」を開催します。
参加費無料。要事前申込。
新型コロナウイルス感染症対策のため、現地会場とウェブ同時配信のハイブリッド形式で開催します。
又、会場は入場制限がかかる場合がございます。
お申込はこちらから
221031
10月31日から11月2日の3日間にわたり熊本県民交流館パレアで開催された第23回熊本エイズセミナーにおいて齊藤准教授が招待講演を行いました。
詳細はこちら
20221031
宮崎大学から、家畜感染症の新たなクラウドファンディングが立ち上がりました。
是非とも、皆さんのご協力をよろしくお願いします。
情報拡散も大きなご支援になりますので、どんどんシェアしてください。
詳細はこちら
221017
齊藤准教授、大学院生Mayaさんが大阪大学、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 霊長類医科学研究センターとの共同研究として進めてきた、ジカウイルス粘膜感染による感染防御機序解明についてのプレプリントをプレプリントサーバー『Preprints』に公開しました。
ジカウイルス感染症は蚊によって媒介され、熱帯、亜熱帯地域で特に重要な感染症です。本研究ではカニクイザル感染モデルを用いることで、ジカウイルス経膣接種後に誘導される感染防御反応メカニズムの解明に取り組みました。本研究で得られた成果をジカウイルス感染制御に応用していきたいと考えています。
詳細はこちら
221017
齊藤准教授、6年生森迫さんがCADIC目堅准教授との共同研究として進めてきた、レンチウイルスベクターを用いた遺伝子導入に最適なウシ細胞の樹立についての論文が米国科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。
HIVをベースとするレンチウイルスベクターは遺伝子改変に不可欠なツールですが、ウシ由来の細胞では遺伝子導入効率が著しく低いという問題がありました。
本研究ではこの課題の克服に取り組み、ウシ細胞で遺伝子導入を阻害する宿主タンパク質をノックアウトした細胞を作製し、同細胞ではレンチウイルスベクターによる遺伝子導入効率が格段に向上することを世界で初めて示しました。今後、レンチウイルスベクターを使った農業分野の研究開発が劇的に進むことが期待されます。
詳細はこちら
221012
齊藤准教授、大学院生Mayaさんが共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が米国科学雑誌『Cell Host & Microbe』に掲載されました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
現在国内外での流行が懸念される新型コロナウイルスオミクロンBA.2.75株(通称ケンタウロス)についてその特性を解明しました。
詳細はこちら
20221005
先日(2022.10.1)発行された宮崎日日新聞に岡林教授の記事が掲載されました。
詳細はこちら
20220930
ルワンダ大学との連携協定締結!
ルワンダからの留学生Eugeneさんが橋渡しとなり、ルワンダ大学農学部獣医学科とCADICが研究連携協定を締結しました。当研究室の岡林先生、住吉フィールドの小林先生らがルワンダを訪問し、協議や視察を行ってきたようです。
詳細はこちら
220915
齊藤准教授、三苫研究員(当時)(現・医学部助教)が共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が米国科学雑誌『Cell』に掲載されました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
現在国内外で新規感染の主流となっている新型コロナウイルスオミクロンBA.5株についてその特性を解明しました。
詳細はこちら
220911
ウイルス学における獣医師の役割について、齊藤准教授が取材を受けた記事が産経新聞オンライン版に掲載されました。
あまり知られていませんが、ウイルス学には獣医学出身の研究者がたくさんおり、中には世界的な研究者も多数含まれています。
ウイルス学に興味のある皆さん、獣医学に進んでみてはいかがでしょうか?(唐突)
詳細はこちら
220908
Mayaさん(博士課程2年生)、バトラー田中さん(5年生)が「第165回日本獣医学会学術集会」で研究成果を発表しました。お疲れさまでした。
220822
感染症系5研究室による合同セミナーが開催され、森迫さん(6年生)が最優秀賞を、柴田さん(6年生)が3位を受賞しました!おめでとうございます!
20220822
宮崎大学が取り組む「SFTSから猫と人を守るためのシェルター開発のためのクラウドファンディング」事業!
残り10日を切りました!
https://readyfor.jp/projects/miyazaki_sfts
是非とも最後の一押しをお願いします。
20220809
学会のご案内:
第10回Asian Pig Veterinary Society@Taiwan2023
以下のように、2023年度の「10th Asian Pig Veterinary Society 」学会への案内が台湾・屏東科技大学のChao-Nan Lin先生から以下のような学会開催案内が来ておりますので、おしらせします。是非、ご参加ください。
学会名:10th Asian Pig Veterinary Society
日時:2023年7月30日-8月2日
場所:台湾・台北
内容:
1. Transboundary diseases
2. Viral diseases
3. Bacterial and other infectious diseases
4. Nutrition, animal welfare
Oral and poster presentations are all welcome and will be given in person or virtually.
※詳細はHPにてご確認ください。
問い合わせ先
Chao-Nan Lin
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220807
齊藤准教授、Mayaさん(博士課程2年生)が共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文をプレプリントリポジトリbioRxivで公開しました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
新たなオミクロン派生株BA.2.75についてin vitro、in vivoでの機能解析を進め、オミクロン派生株BA.2やBA.5とは抗原性が異なること、BA.2と比較して高い合胞体形成活性、ハムスターモデルでの高い病原性を持つことを明らかにしました。
詳細はこちら
220731
森迫さん(6年生)と齊藤准教授が執筆した原著論文をプレプリントレポジトリResearch Squareに公開しました。
本研究では、これまでウシ細胞で利用が難しかったレンチウイルスベクターについて、複数の手法を用いてその技術的ハードルの解決に取り組みました。
ウシ由来細胞で発現している宿主因子TRIM5はレンチウイルスベクターの感染を強力に阻害します。本研究では(1)ウシTRIM5の感染阻害機能に重要な領域の決定、(2)Cyclosporin Aという薬剤でレンチウイルスベクターの感染効率を上げられること、(3)TRIM5ノックアウト細胞が極めて高いレンチウイルス感受性を示すことを明らかにしました。本研究はウシ細胞における効率良いレンチウイルスベクターの応用につながり、農業の持続的発展や新たな技術革新への貢献が期待されます。
詳細はこちら
220729
髙橋さん(6年生)が令和4年度 CADIC優秀学生論文賞を受賞しました!おめでとうございます!
国内初となる猫ヘパドナウイルス同定についての論文が受賞対象になりました。
詳細はこちら
20220711
岡林教授も参加している下記プロジェクトがスタートします。
▼宮崎大学クラウドファンディング第1号案件が7/12から開始予定
寄付先名: 金子 泰之
タイトル: 宮崎大学|感染症を防ぐネコ用簡易シェルター作製のためにご支援を!
目標金額: 3,000,000円
公開開始日: 2022/07/12 公開終了日: 2022/08/31
公開後URL: こちらからご確認ください
220707
猫のB型肝炎近縁ウイルス(猫ヘパドナウイルス)の迅速検査法についてのプレプリント公開!
Mayaさん(博士課程2年生)、齊藤准教授が執筆した猫ヘパドナウイルスの迅速検査法についての原著論文をプレプリントリポジトリJxivで公開しました。ウイルスゲノムと猫Gapdh遺伝子を1本のチューブ内で同時検出することができ、既存の検査法と比較すると格段に迅速な検査が可能になりました。
詳細はこちら
20220705
農研機構動物衛生研究部門越境性感染症研究領域海外病グループ長の深井先生、タイの口蹄疫センターからDr. Kingkarnが宮崎大学に来てくれました。
日本とタイの立場から、口蹄疫、そして豚熱など重要な感染症について、特別セミナーでご紹介いただきました。また、深井先生とは、博士課程2年のAmonratさんの研究についても色々協議させていただきました。
220623
猫のB型肝炎近縁ウイルス(猫ヘパドナウイルス)に関する総説論文が公開されました
Mayaさん(博士課程2年生)、齊藤准教授が執筆した猫ヘパドナウイルスについての総説論文が2022年6月23日に国際学術誌『Frontiers in Microbiology』で公開されました。Mayaさんはすでに筆頭著者として2本の総説論文を発表しており、今後は原著論文のラッシュが続きそうです!
最近私たちが国内初の感染例を発見した猫ヘパドナウイルスについては、まだまだ不明な点が多く、今後のさらなる研究や疫学調査が必要です。費用は一切不要ですので、ぜひ調査にご協力いただけると幸いです。詳細については齊藤までご連絡ください。
詳細はこちら
20220620
駐日ルワンダ大使館を訪問し、ルワムキョ・アーネスト大使を表敬訪問させていただきました。
令和4年5月に、宮崎大学産業動物防疫リサーチセンターとルワンダ大学農学部獣医学科との部局間交流協定が締結できたことを報告させていただきました。
非常に喜んでいただき、今後の教育連携や共同研究への発展へとつなげてほしい、とのお言葉をいただきました。
次はルワンダを訪問し、連携基盤を作り上げていきたいと思います。
20220607
先日発行された「女性自身」に岡林教授の記事が掲載されました。 タイトルは「特効薬ナシ、致死率は20%...猫・犬からも感染する”恐怖の出血熱”が全国で拡大中!」です。
詳しくはこちら
20220602
先日(2022.5.31)に放送された岡林教授出演のTBSラジオ 「森本毅郎・スタンバイ!」の情報がトピックになっています。
詳しくはこちら
20220601
「R4年度CADIC特別セミナーのお知らせ」
農研機構動物衛生研究所の海外病グループ長の深井先生にセミナーをお願いしました。口蹄疫をはじめとする越境性動物感染症について、研究の視点からの取り組みをご紹介いただきます。大学で扱えない病原体もあり、どういった研究に取り組まれているのかを知ることができるかと思います。そして、共同研究に展開できるようなアイデアを考えるいい機会かと思います。ぜひ、ご参加ください。
詳細はこちら
220518
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、岡林環樹教授らの研究チームが取材を受け、5月17日の「朝日新聞デジタル」に記事が掲載されました。
▼記事の内容についてはこちらをご覧ください。
220501
齊藤准教授、田中さん、バトラー田中さんが共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が米国科学雑誌『Cell』に掲載されました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
現在国内外で新規感染の主流となっている新型コロナウイルスオミクロンBA.2株についてその特性を解明しました。
詳細はこちら
220420
新型コロナウイルス・デルタ株の特性を解明したNature論文について、齊藤准教授と広島大学・入江崇先生が共同で執筆した解説記事が「実験医学」5月号に掲載されました。ぜひご覧ください。
詳細はこちら
20220416
宮崎大学の医学部、農学部、工学部、CADICと分野横断的に取り組んだ「ブルーベリー抽出物由来のプロアントシアニジン(PAC)の新型コロナウイルス不活化効果」が、BBRCに受理されました。当研究室5年生の田中さんも共著者になっています。
Title: Highly polymerized proanthocyanidins (PAC) components from blueberry leaf and stem significantly inhibit SARS-CoV-2 infection via inhibition of ACE2 and viral 3CLpro enzymes.
Journal Title: Biochemical and Biophysical Research Communications (BBRC)
Corresponding Author: Professor Kazuhiro Morishita
All Authors: Kazuhiro Sugamoto; Yuri L Tanaka; Akatsuki Saito; Yoh Goto; Tamaki Okabayashi; Hisato Kunitake; Kazuhiro Morishita
20220415
サンスターさんとの共同研究内容が、「Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology」に受理されました。
筆頭著者の岡本さんが宮崎大に共同研究員として派遣されてきて取り組んだ成果です。
歯磨き粉に入っている殺菌剤CPC(塩化セチルピリジニウム)が、新型コロナウイルスのS蛋白と細胞受容体ACE2の結合を阻害することで、感染力を抑制する効果がある、という内容になります。岡本さん、おめでとう!
「Virucidal activity and mechanism of action of cetylpyridinium chloride against SARS-CoV-2」Okamoto et al.
220324
国内初となる猫のB型肝炎近縁ウイルス(猫ヘパドナウイルス)の発見
髙橋さん(5年生)、齊藤准教授、農学部附属動物病院の金子先生が中心となり、複数の獣医師と共同で進めてきた、国内初となる猫ヘパドナウイルス同定についての論文が2022年3月24日に国際学術誌『Journal of Veterinary Medical Science』のオンライン速報版で公開されました。
猫ヘパドナウイルスの進化過程や、猫の健康状態に与える影響については今後のさらなる解析が必要です。
また、今回室内飼いの患者さんの検体が多かったため、外飼いの患者さんを含め、検体の種類や数を増やしたいと考えています。費用は一切不要ですので、ぜひ疫学調査や肝酵素値の高い患者さんの検査にご協力ください。
詳細については齊藤か金子先生までご連絡ください。
詳細はこちら
20220323
当研究室の岡林教授らが、オンライン形式でメディア関係者向けに記者会見を行い、メディア関係者のみならず、全国各地の感染症関連研究機関に在籍する研究者なども含めて約30名にご参加いただきました。
会見の内容が大学HPに掲載されています。詳細はこちら
20220318
ルワンダ大学と家畜および人獣共通感染症に関する教育・研究連携を目指した協議会を開催しました。
ルワンダ大学獣医学部長、CADIC副センター長岡林教授の双方から機関紹介、事業案などが紹介されました。
ルワンダ大学獣医学部長に加えて、ルワンダ駐日大使、前駐日大使、ルワンダ獣医師会連合会長のなどの参加がありました。
日本側からは、宮崎大学スタッフに加えて、JICA関係者などにもご参加いただき、今後の連携、事業立案に向けて非常に建設的なご意見をいただきました。
また、酪農学園大学の蒔田先生からはウガンダで取り組まれたJICA草の根事業をご紹介いただき、具体的な事業に取り組む際の重要なポイントをご教示いただきました。
20220318
2月24日宮崎県から、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症した宮崎市内の80代女性が、亡くなった地域猫の体液(血液を含む)に素手で触れてしまったことによりSFTSウイルスに感染した可能性が高いことが公表されました。当研究室の岡林教授らによる追跡調査により、その亡くなった猫がSFTSウイルスに感染していたことがわかりました。
その感染源の特定、医学獣医学連携に関する取り組みについて、3月23日に記者会見が行われるようです。
詳細はこちら
20220317
当研究室と豚サーコウイルス についての共同研究をしている広島大学堀内先生グループの博士課程大学院生和田武士さんが第116回日本養豚学会若手優秀賞を受賞しました!
演題名は「豚サーコウイルス 2 型(PCV2)の検出法に関する研究-real-time PCR の検証-」で、ウイルスか遺伝子断片が判断できないqPCR結果を、インバースPCRを用いることで環状DNAウイルスを定量し、より「生きたウイルス」の定量結果に近い検査が実施できることを提唱しています。
おめでとうございます。
220310
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」についての紹介記事が日本経済新聞に掲載されました。佐藤佳准教授を中心に、30代から40代の若手、中堅の研究者が集結することで、活発な共同研究を展開しています。ご興味のある方は齊藤までご連絡ください。
詳細はこちら
220307
齊藤准教授が研究開発代表者を務める研究開発課題が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和4年度 「エイズ対策実用化研究事業」に採択されました。
京都大学、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所のグループと共同で、新規抗HIV-1宿主因子の機能メカニズム解明を目指します。
詳細はこちら
220302
齊藤准教授がインタビューに応じた記事が産経新聞に掲載されました。新型コロナウイルスオミクロン株の派生株であるBA.2株の特性についての記事です。
現在、私たちは、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」の一員として、新型コロナウイルス変異株の特性の解明に取り組んでいます。
詳細はこちら
220301
齊藤准教授が共著者となっているRNAウイルスのリバースジェネティクス法(人工的に組換えウイルスを作成する手法)についての総説が「日本薬理学雑誌」掲載されました。リバースジェネティクス法を用いることで任意の配列を持った組換えウイルスの作成が可能となることから、現在、さまざまウイルスのリバースジェネティクス法を駆使してウイルス感染症の増殖メカニズム解明、新規治療法の開発に取り組んでいます。共同研究のお声がけお待ちしております。
詳細はこちら
20220218
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関する論文がJournal of Infection and Chemotherapyに受理されました。
"Retrospective study on the possibility of an SFTS outbreak associated with undiagnosed febrile illness in veterinary professionals and a family with sick dogs in 2003. (Kirino and Yamanaka et al., )
SFTSは2013年に初めて国内発生が報告されています。
しかし、この論文では「流行地宮崎県では、2003年にSFTS様症状を示す犬から、飼い主家族さん、そして犬を診療した獣医療従事者に感染した可能性がある」ことを明らかにしました。
これからマダニの活動性が上がる季節がやってきます。
SFTSはマダニから感染することがよく知られています。
しかし、我々の調査では、マダニから感染した犬や猫が、ヒトへの感染源となる、という感染環が見えてきました。ご注意ください。
当研究室では、伴侶動物のSFTSに関するPCR診断を無料で実施しております。気になる症例などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
220201
齊藤准教授が共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が英国科学雑誌『Nature』に掲載されました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
新型コロナウイルスオミクロン株についてその特性を解析し、TMPRSS2利用能が変化していることを明らかにしました。
詳細はこちら
220107
齊藤准教授が新型コロナウイルスに関するインタビューを受けた記事が毎日新聞に掲載されました。
詳細はこちら
211222
東進TV「宮崎大学紹介映像」3'25あたりに、当研究室の岡林教授のコメントが! 合格を目指す君に!宮崎大学で待ってます!
詳細はこちら
211206
「宮崎大学のひと」に岡林教授のインタビューが掲載されました。
詳細はこちら
211126
齊藤准教授、田中さん、バトラー田中さんが共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が英国科学雑誌『Nature』に掲載されました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
新型コロナウイルスデルタ株に存在するスパイクタンパク質の「P681R変異」について機能解析し、「P681R変異」が細胞融合ならびにハムスターでの病原性を向上させることを明らかにしました。
詳細はこちら
20211117
元宮崎大学教員で現在JICA職員の桐野先生が取り組んでくれた宮崎のイノシシにおけるSFTS、紅斑熱、ツツガムシ病に対する調査結果の論文「Serological and molecular survey of tick-borne zoonotic pathogens including severe fever with thrombocytopenia syndrome virus in wild boars in Miyazaki Prefecture, Japan」が、国際学術雑誌「Veterinary Medicine and Science」に受理されました。
SFTS、紅斑熱、ツツガムシ病に対する抗体陽性率が、それぞれ41.9%, 29.5%, 33.3% であり、SFTSに関してはPCR陽性の検体も見つかりました。
複数病原体に対する抗体を保有しているイノシシもいたことから、ダニやツツガムシに刺されやすいエリアが存在し、イノシシがその維持に関与していることが考えられました。
岡林教授、齊藤准教授が取り組んだブルーベリーの抗ウイルス効果研究の成果を活かして、「ブルーベリー教授のくにさと35号のど飴」が発売されることになりました。11月18日から発売ですが、その前に宮崎大学に、発売元から宮崎大学へ、そののど飴が寄贈されました。
大学内でも無料配布されているようなので、皆さんもぜひお試しください。
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/ge35.html
211026
齊藤准教授が共著者となっているHIV-1カプシドに関するレビュー論文が米国科学雑誌『Retrovirology』に掲載されました。米国コロンビア大学のグループとの国際共同研究による成果です。現在私たちは、HIV-1の改変によるHIV-1感染・発症動物モデルの構築に取り組んでいます。
詳細はこちら
20211005
10月から後期が始まり研究室のゼミも再開しました。
まずは今年から博士課程に入ったAmonratさんの自己紹介発表会を行いました。
Amonratさんは、タイの口蹄疫地域リファレンスラボの研究員で、宮崎大での学位取得を目指してきてくれています。是非ともタイと宮崎の口蹄疫を含めた牛ウイルス感染症研究の架け橋になっていただきたいと思っています。
210907
5年生の髙橋さん、柴田さん、森迫さんが「第164回日本獣医学会学術集会」で研究成果を発表しました。お疲れさまでした。
210831
齊藤准教授が研究開発代表者を務める研究開発課題が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の令和3年度「地球規模保健課題解決推進のための研究事業(日米医学協力計画の若手・女性育成のための日米共同研究公募)Infectious Disease and Immunology Research: U.S.-Japan Cooperative Medical Sciences Program Collaborative Awards, 2021 」に採択されました。
米国コロンビア大学のグループと共同で、HIV-1/ジカウイルス共感染時の自然免疫応答基盤の解明を目指します。
詳細はこちら
210815
齊藤准教授が共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が『The Journal of Infectious Diseases』に掲載されました。齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」と英国グループとの国際共同研究による成果です。
カッパー株(B.1.617.1系統)のSタンパク質に存在するL452R変異とE484K変異については、それぞれ中和抗体抵抗性に寄与することが示唆されていますが、両変異を持つことによる相加的な抵抗性の向上にはつながらないことを示しました。
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210728
齊藤准教授、大学院生Mayaさんが共著者となっているフラビウイルスと細胞内非膜小器官に関するレビュー論文が米国科学雑誌『Viruses』に掲載されました。
京都大学大学院生命科学研究科・吉村成弘先生、大阪大学微生物病研究所・岡本徹先生、独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター・大出裕高先生との共同研究の成果です。
現在私たちは、フラビウイルス増殖におけるウイルスタンパク質と細胞内非膜小器官の分子間相互作用に着目し、治療薬開発への応用を目指して研究を進めています。
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210728
齊藤准教授、田中さん、バトラー田中さんが共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文をプレプリントリポジトリbioRxivで公開しました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
南米で流行しているラムダ株について機能解析し、感染性が向上していること、高い中和抗体抵抗性を持つことを明らかにしました。
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210719
齊藤准教授、田中さん、バトラー田中さんが共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文をプレプリントリポジトリbioRxivで公開しました(内容のアップデート)。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
デルタ株に存在するスパイクタンパク質の「P681R変異」について機能解析し、「P681R変異」が細胞融合ならびにハムスターでの病原性を向上させることを明らかにしました。
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20210717
7月5日の日経新聞「夏のアウトドア、マダニ注意 肌の露出避け虫よけ剤も」の記事に当研究室の岡林のコメントが載っております。
これを受けて、研究内容の「重症熱性血小板減少症候群」に少し詳しく書きましたので、参考にしてください。
伴侶動物の診断も受け付けております。お気軽のお問い合わせください。
20210716
東京農工大さんとの共同研究「納豆抽出液による新型コロナウイルスの感染阻害」が農工大さんHPでプレスリリースされました。
20210716
「宮崎大学マガジンVol.37」に岡林教授のインタビューが掲載されました。
210714
齊藤准教授が共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文が米国科学雑誌『Cell Host & Microbe』に掲載されました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
スパイクタンパク質の「L452R変異」が、HLA-A24を介した細胞性免疫からの逃避に関わることを明らかにしました。また、「L452R変異」は、ウイルスの感染力を増強する効果もあることを明らかにしました。
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210617
齊藤准教授、田中さん、バトラー田中さんが共著者となっている新型コロナウイルスに関する論文をプレプリントリポジトリbioRxivで公開しました。
齊藤准教授が参画している、東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授主宰の研究コンソーシアム「The Genotype to Phenotype Japan(G2P-Japan)」による成果です。
デルタ株に存在するスパイクタンパク質の「P681R変異」について機能解析し、「P681R変異」が細胞融合を向上させることを明らかにしました。
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20210706 HPのメンバー欄を更新しました
メンバー情報を更新しました。
20210608 HPを更新しました!
心機一転、HPを新しくしました。
旧HPはこちら「宮崎大学獣医微生物学研究室」になります。